2022年7月6日水曜日

ルノー プラチナライト8 オートライト化

 ルノーのプラチナライト8の前輪をハブダイナモに換えてオートライト化しました。

16インチでエンド幅74mmのハブダイナモの完組ホイールなんて無いので手組でやりました。


まずジックからプラチナライト8の補修用の後輪を注文

これをばらしてリムだけ使います。


リムは28Hなので、28Hでエンド幅74mmのハブダイナモを探します。

今回はSP(シャッタープレシジョン)のSV-9-Fを選びました。

シマノのDH-F703も検討してたのですが、通販でも在庫が見つからずSPにしました。


後輪をばらしてるときに気が付いたのですがプラチナライト8の後輪のスポークは13番が使われていました。


SPを扱う東京サンエスのカタログにはスポークの太さに関する記載はありません。


太さは一旦無視してスポーク長を計算して注文。

ラジアルだと約121mmとなりアマゾンでそれに近い120mmのものを注文しました。


組んでみた結果、意外ときちんと組めました。

13番でもスポークをフランジの穴に通せましたし、首の部分にも変な力はかかっていなさそうです。


全体像はこんな感じ

ライトはクロップスの800HDJ2。夜間にこの自転車に乗ることはあまりないので6V3W対応の2線式で比較的安いものにしました。


これで輪行時のライトに関する心配事が解消できました。


2020年10月29日木曜日

ヤマハ PAS BraceXL チェーン一式交換

 ブレイスXLでのペダリング時に違和感が出始めたのでチェーン一式交換しました。こぎだし時や上り坂などの大きなトルクが掛かるときにガチガチ音がするようになりました。この手の異音はチェーンやスプロケの摩耗が原因のことが多く、自転車の場合はチェーンとスプロケ一式を交換するのが良いと聞きます。


車体からチェーンとスプロケを外して観察。

交換するのは、チェーン、チェーンリング、後輪のスプロケ、モーターギア、テンショナーの5点です。


外したチェーン

内側のプレートに汚れがこびりついています。


外したチェーンリング

谷になっているところの汚れがすごい。


外した後輪のスプロケの裏側

なぜか裏側の方が汚れがすごかった。


外したモーターギア

スプロケットのなかではもっとも汚れが少ない。


それぞれ清掃して新品と見比べてみます。


チェーン



上が外したチェーンで、下が新品のチェーン

外したチェーンは1リンク以上伸びていました。


チェーンリング

左が外したチェーンリングで、右が新品。

新品の上に外したのを重ねてみたけど、摩耗しているようには見えなかった。


後輪のスプロケ

左が新品で、右が外したスプロケ。

摩耗はほとんど見られない。


モーターギア

左が新品で、右が外したモーターギア。

重ねてもほとんど摩耗具合はわからない。


新品との形状の比較の結果、高負荷時の異音・違和感はチェーンの伸びが原因の可能性が高いことがわかりました。逆に8700kmも走って且つ注油のみで洗浄してこなかったのにスプロケの摩耗がほとんどなかったことに驚きました。


チェーンはスプレーの注油だけでなく、注油前に洗浄することで摩耗の進み具合を遅らせられると思います。今まではスプレーの注油だけだったので、ローラー内の汚れに阻まれて油が内部まで行き渡らなかったのだと思います。とはいえ洗浄する手間を考えると、注油のみでいいのかもしれません。

2020年10月2日金曜日

ヤマハ PAS BraceXL シフトレバー不調の原因究明

 普段使いしている BraceXL のシフト操作がうまくいかなくなりました。

すでに新しいものと交換しているのですが、その原因を探ってみました。


症状としてはワイヤーを引くレバーの空振りと、そのレバーが押し込んだ後に戻ってこないというもの。

前者に関してはグリスが固まる等でラチェットの動作の悪化が原因の場合がほとんどで、スプレーオイルを吹き付けて馴染ませることで改善しました。

後者の改善方法が分からなかったので分解してみました。

ワイヤーを引くレバーを外したところで原因がわかりました。


原因はぜんまいばねの破断でした。

見えづらいけど割れて途中からなくなっています。


もう一方はレバーの裏に残っていました。



破断したぜんまいばねの全体



錆か使用による金属疲労でしょう。

シマノもここまで小さい部品は販売していないので、シフトレバー丸ごとの交換になります。


BraceXL のシフトレバーはアルフィーネの SL-S503 で内装8段のローノーマルです。

現行は SL-S7000 で SL-S503 はアルフィーネとしては一つ前のモデルとなります。

調べてみたら SL-S503 はネクサスに入れられていました。

内装8段のローノーマルのラピッドファイヤはこれしかないですし、しばらくは廃盤にはせずネクサスとして残るのではないでしょうか。

2020年3月7日土曜日

ヤマハ BraceXL 後輪パンク チューブ交換

ブレイスの後輪でパンクしたのでチューブ交換をしました。パッチ修理の手間を考えると交換してしまうのが手っ取り早いです。
近くの自転車屋でチューブを購入。

いつも通りチェーンを切ります。

カセットジョイントからシフトワイヤーのナットを外します。

ナットを緩めると後輪が外れるので、タイヤも外して中のチューブを確認すると穴が開いていました。

タイヤを確認したら長さ3ミリくらいの金属片が刺さっていました。

チューブを交換して車輪を戻したら完了

ブレイスを購入してから6769kmでのパンクでした。過去に2回パンクしていて、タイヤは摩耗し始めているので次パンクしたらタイヤごと交換になると思います。

2019年5月21日火曜日

ルノー プラチナライト8 後輪クイック化と輪行袋

ルノーのプラチナライト8の後輪をクイック化しました。ハブ軸交換はスプロケを外して軸を交換するだけだと思いきや結構苦戦しました。

まずはスプロケを外そうと思ったのですがシマノのボスフリー外しではスプラインに届きません。

そこで新たに用意したのがパークツールのFR-1.3
DNP製のボスフリーはスプラインが奥のほうにあるのでこれが必要です。

無事外せました。

クイック化の中空シャフトを2本用意しました。
1本はアマゾンで買った中華製
もう1本はシマノ製(FH-RM30-7S用)

中華製は長さ145.4mmとシマノの146mmよりわずかに短いです。

フレームに当たる面積が大きい方が強度的に有利だろうと考えシマノ製のでやってみます。シマノ製のは一方のネジ山が短く切ってあるのでそちらを反チェーン側で使います。
玉押しをねじ山の無くなるぎりぎりまで移動させて組んでみます。

やはりリムがセンターに来ませんでした。
シマノの中空シャフトはカセット用のハブに使われているもので、チェーン側のねじ山が短く、玉押しをリムがセンターに来るまでねじ込むことができませんでした。ダイスでねじ山を立てることも考えましたがそこまでの手間をかけるつもりはないので中華製のシャフトにしました。

ねじ山を立てる検討をしてたときに分かったことですが、中華製の中空シャフトのネジサイズが標準の後輪軸と同じでした。
だからどうだということは無いですが、混ぜて使う場合は注意です。

中華製ので組んだらキチンとセンターになりました。

スタンドを外してスッキリしました。

気になった点は7速に入れるとチェーンとフレームが干渉しそうなところです。
もともと1mmのスペーサがあったのですが抜いています。抜いた分チェーンとフレームの隙間が狭くなってしまいました。10kmほど試走しましたがフレームに傷がつくことはありませんでした。
ハブ軸が変形したら擦りそう。(ボスでガンガン踏んで走ると軸が曲がるのはよくある話)

とりあえずクイック化はできたので折りたたんでみます。
フォークにウレタンクッションを貼り付けます。

後のエンドにもウレタンクッションを貼り付けます。
クイックも左右変えました。

いい感じに折りたためました。

前回、ハンドルステムに貼り付けたウレタンクッションがフレームへの傷を防止しています。

フォークとリアエンドに貼り付けたウレタンクッションも同様にハンドルに直接触れるのを防いでいます。

百均で買ってきたゴムバンドで2つの車輪を留めることでハンドルによるガタを防ぎ、二つ折りの状態を保持します。

プラチナライト8と一緒に購入した輪行袋に入れてみます。
問題なく入りました。

これでプラチナライト8で輪行するための下準備はできました。あとは他の用品などの細かい調整をしていきます。